高速バスに4時間乗って、映画を見に行ってきた話。
田舎暮らしのデメリットのひとつに『近くに映画館がない』というのがありまして、ちょっと映画を見ようと思っても、最低でも1時間は車を走らせないといけないわけです。
まして、それが『MX4D』ともなると、それはもう高速バスに乗るしかないよね!ということで、わざわざ東京まで映画を見に行ってきた旅行記を書きたいと思います。
うちの田舎からは、新宿までの高速バスが毎日2往復出ており(←ここは褒めてやりたい)経費を浮かすためにも、今回初めてバスを利用してみました。
水曜どうでしょうを見ていたせいか、高速バスに良い印象が無かったのですが、乗ってみると案外快適で、4時間はかかったもののアッという間に着いた感じでした。
ちなみに、今回の東京出張も1年前と変わらず、新宿と秋葉原に寄っただけ。
楽しいオタい物編は後日詳しく書くとして、今日は『新宿・歌舞伎町編』をお届けします。
さて、今回どうしてもMX4Dで見てみたいと思ってしまった映画がこちら。
みんな大好き『シン・ゴジラ』でございます。
実はこの映画、私は公開2日目くらいに一度IMAXシアターで見ておりまして、映画の内容も含めて大満足していたのですが、「でもこれ4Dとかで見たら、臨場感ハンパなくてごっつエエんちゃうか?」と何故か関西弁で思い付いてしまったものだから、居ても立ってもいられなくなってしまったわけです。
ちなみに、ネタバレしたくない方は、ここらあたりでお引き返しください。
(そんなに詳しく書きませんが)
秋葉原での買い物を終え、やって来ました歌舞伎町。
さすがは眠らない街、歌舞伎町。田舎者にはネオンが眩しすぎます。
あっ、奥にお姿が少し見えていますね。
ギャオオォォォォォォォンン…
(こんな鳴き声ではない?)
ガッッズィ〜ラ…失礼、ゴジラさんのお目見えです。(←早速ネタバレだっ(汗))
というわけで、ゴジラの聖地・TOHOシネマズ新宿にやってきました。
通りにゴジラの名前が付いてるくらいですからね〜。
…というか、今回は映画鑑賞中心の旅なので、ここから歩いて5分くらいの場所にホテルを取って万全の体制で臨んだのであります。
午後10時前、いよいよ4Dゴジラへ向かいます。
うちの田舎ではみんなもう寝てると思うけど、今日のオレはまだまだ眠れないぜ!
こちらはTOHOにこき使われるゴジラさんの勇姿w
いよいよ開場です。ここへ来るために準備も時間もお金もけっこうかかりました…。
中はこんな感じ。シートに書かれた「MX4D」の文字が何やら誇らしげ。
座席の下がやはり普通と違っていて、かなり高くなっています。
「コイツ…動くぞ…!」という雰囲気。
カップホルダーの前に何やら穴が空いていて、上映中はここから風や水(ほどんど霧みたいなものだけど)が顔に向けてプシューーーーッ!と噴射されます。
インターネットでの予約が2日前の深夜12:00から開始になるので、眠いのをガマンしてチケットを取りましたが、座ってみればド真ん中・ド正面の席で、苦労が報われた瞬間でもありました。
映画の内容については、日本中の人達がレビューを書きまくっていると思いますのでボクは書きませんが、本作とMX4Dの食い合わせについての感想を少し…。
ぶっちゃけてしまうと、想像は超えてこなかった…という感じでしょうか。
ボクはMX4D初体験だったので、もちろん楽しめたのですが、もっと揺れてもいい・もっとゴジラの重量感を伝えて欲しかった!というのが正直な感想です。
ちょっと欲張りな感想かもしれませんが、プラス1,200円も払うんだから、相当期待してしまうのも仕方ないでしょ?
今回の「シン・ゴジラ」は、画面としての動きが少ない会議シーンや会話劇が上映時間の半分近くを占めているので、特に前半はガタガタッと動いて静かになる… ガタガタッと動いて静かになる…という構成の繰り返しが頻発するので、ちょっと4D向きではないのかな?と思われました。
やはり、スターウォーズとか終始バトルシーンが続くような、アクション映画の方が4Dの真価を発揮できるのでしょうか。
ゴジラが街で暴れるシーンでは、椅子から飛び上がるくらいの衝撃が来るに違いないと勝手に期待していたので、もっと派手に揺れて欲しかったというのは先に書いた通り。
ただし、 4D的な見せ場として「タバ作戦のシーン」「クライマックスのビル&ゴジラ倒れまくりシーン」にピークを設定していたようなので、そこを際立たせるための調整だったという解釈もできそうです。
実は座席の背もたれ部分からも突起物で突かれる仕組みになっており(誰かがマッサージチェアみたいwと言ってた)特に、逃げ惑う人達が押し合いへし合いするシーンで背中からドスンドスン突かれるのが面白かったです。…いや、緊迫のシーンなんだから笑っちゃったらダメかww。
風については、ヘリコプターのシーンでそよそよと流れてくる風が臨場感あって面白いと思いました。これぞ4Dの真骨頂という感じ。あとは爆発したり何かがぶつかったりする度にプシュッ!と風が出たりするのですが、このプシュッという「音」が映画への没入感を損なうノイズと感じてしまう部分が若干あります。これも欲張りな感想ですが…。
…とまあ、ネガティブな感想ばかり書いてしまいましたが、映画内容とのリンクもよく練られており、MX4Dはよく出来ている!と感動しました。
なにより、ゴジラ様の在すTOHOシネマズ新宿でゴジラ映画を見れたという体験自体が大満足なのです。
ボクもこの映画自体が初見だったら、もっと違う感想だったかもしれません。
人生で初めて、上映期間中に同じ映画を2回見るということをやってみましたが、やっぱり間をおいてから見ないと、最初に見た印象まで薄れてしまうような感覚に陥りますね…。逆に映画の荒ばかりに目が行ってしまって…。
この辺りが映画ウォッチ超人と凡人との差でしょうか。
いや、「本当に良い映画は一度だけ見ればよろしい!」という、宮崎 駿先生の言葉が正しいのかもしれません。
あと、庵野信者(弟氏談)のわたくしとしては、ちょっと彼にお金を落としすぎたという反省もありつつ、映画が大ヒットして観客もハッピー・庵野くんもハッピー(たぶんゴジラ映画作れただけでハッピー)・東宝も儲かって大いにハッピーなのは健全なことで良いですよね。
「シン・ゴジラ」は絶対4Dで見るべき!…とまではオススメできませんが、初めて見る方・4Dを体験したことがない方には一見の価値ありかもしれません。
…高いけどね。
最近、身の周りで不幸が続きまして…(´△`)
【今回の日記はちょっと閲覧注意かもしれません。】
あらかじめご了承ください。
GW過ぎあたりの話…。
数年前から我が家ではベランダに餌台を置いて、ヤマガラちゃんの餌付けに成功したのですが、今年はさらに欲を出して軒下に巣箱を設置しておりました。
すると、見事に1組のツガイが入り込み、卵を産みつけました。
その後しばらくして、蚊の泣くような微かな鳴き声が『チーチー』と聞こえ始め、無事にかえった事が確認できました。
(縛り付けてあるので、中の様子を覗くことはできません。)
親鳥たちは頻繁に餌を運んでいた様子で、その度に騒ぐ雛たちの声は日に日に大きくなっていきました。
親鳥がせわしなく出入りしている様子も写真に収めています。
ところが、この写真を撮った翌日あたりから雛の声がパタリと聞こえなくなったのです。
2・3日過ぎ、静かなままの巣箱の様子から、無事に巣立ったのだろうと確信し、中の様子を覗いてみたのです。
(´д`) なんということでしょう…。
巣立ったと思った雛たちは悲しい姿で巣箱の中に留まっておりました。
雛は3羽いて、羽根もある程度生えそろっておりました。
後で調べたところによると、もう巣立ってもおかしくない大きさだったようです。
熱心に餌をやって親鳥を手助けしていたウチの母も落ち込み、何が原因なのか一日中考えていたようですが、静かになる前後くらいにまるで台風のような強い雨風が来たことが関係しているんじゃないかという見解に落ち着きました。
このままではかわいそうだし、来年も巣箱を仕掛けたいので、この雛たちは裏山に埋葬してあげました。
本当のところ何で死んでしまったのかよく分かりませんが、鳥社会も厳しいんだね〜ということが身にしみた一件でした。
そんなことがあった翌週あたりの話…。
私が勤めてる会社の軒下には、早くから飛来してきていたツバメちゃんの夫婦が今年も卵をうみつけ、毎日じっっっと卵を温める日々を送っておりました。
巣から溢れんばかりにみるみる大きく育つ雛を観察するのが、毎年この時期の楽しみなのですが、これまたあくる日を境に親鳥が姿を消し、雛が孵る前だというのに巣に寄り付かなくなってしまったのです。
またしても親鳥の子育て放棄か?
まったく今の鳥社会はどうなっとるんだ!…と、人間様社会の不道徳を棚に上げて憤っておりましたが、やはり真相が気になるので、仕事をサボって確認してみることにしました。(←オイ!)
高いところにあるので、カメラを付けた三脚の足を持って、巣まで延ばして撮影してみました。
すると、想像を超えた光景が写っていたのです!
ちょっとよく分からないかもしれませんが、巣の中はなんとカラッポだったのです!
(´゚ω゚`) 卵も雛も、そこにはありませんでした…。
またしても迷宮入りの難事件発生ですが、色々調べたところによると、ヘビかネズミにやられた可能性が高いようです。こんなツルツルの壁をヘビがよじ登って来るとも思えないのですが、住宅街などでもよくあることらしいですね。
やっぱり鳥社会は厳しい。
毎年二組くらいのツバメ家族が賑やかに暮らす我が社ですが、今年は静かで寂しい日々になっております…。
そんなことが続いている、今日の話!
会社から帰宅し、隣家の玄関先を通りかかったところ、なにやら地面に黄色いものが落ちています。
…って、また小鳥かよーーーーー!!(≧Д≦)
こいつは『キセキレイ』といって、そこら中飛び回っている綺麗な鳥です。
「チチチッ!チチチッ!」とキレイな声がすると思ったら、隣家の屋根のてっぺんに居たりするカワイイやつですよ。
元気な頃のキセキレイさんの様子。
…しかし、よく見るとコイツはまだ死んでない!
体はピクリとも動かないけど、頭を動かし口をパクパクさせていました。
とりあえずお母ンに知らせると、コップに水を入れて飛んできました。
隣家のおばちゃんも出てきて、瀕死の小鳥の様子を見守ります。
隣のおばちゃんが小鳥を手に取り、水を飲ませます。
ゴクゴク…。喉が渇いてたのか、けっこう飲みました。
しかし、ほどなくしてクタッとなり動かなくなってしまいました。(´;ω;`)
空も暗くなりかけ、しんみりした雰囲気の中「死に水を取っちゃったわねぇ」なんて、隣のおばちゃんが冗談っぽく言ったのを三人で笑ったりして、気分を和ませるのが精一杯でした。
その後の処理は隣のおばちゃんが買って出てくれたのでお任せしましたが、何というかこういう時に女性たちは強いですよね。ボクはと言えば、オタオタとこのドキュメンタリーを記録することしかできませんでしたわ。
この小鳥にしても、何があってここで行き倒れたのか謎は深まるばかりですが、『水』と書かれた鉄のフタの上で倒れていたのも、最後に水が飲みたいというメッセージだったのだと解釈し、その願いを叶えてあげられたんだと思えば、ちょっとは供養になったのかな…と、勝手に思ったりします。
我ながらロマンティックぅ〜〜〜( * ´ ∀ ` )
このところ身の周りで小鳥ちゃんたちの不幸が続いてますが、人間社会同様に鳥社会にもいろいろあるんだろうなぁ〜と、妄想せざるにはいられない、そんな日常です。
ようやっと、憧れのアレを購入!
ミラーレス一眼カメラを使い出して3年目、ずっと欲しかったアレを買っちゃいました。
Panasonic マイクロフォーサーズ用 45-175mm F4.0-5.6 電動ズーム搭載望遠レンズ G X VARIO PZ ASPH. POWER O.I.S.
…でございます!
この写真で見るとスゲー超望遠のレンズに見えますが、上から見るとこんな感じ。
カメラ素人の私ですので、いざ望遠レンズを買うとなってもどれを選べば良いのかよく分からなかったのですが、ネットで色々調べているうちに、入門としてはコレが良さそうだ、という結論に達しました。
インナーズームという機構になっていて、ズームアップしてもレンズ自体の長さが変わらないという優れもので、手振れ補正機能も付いてるのにフォーカススピードもそれなりに早いという評価などが購入の決め手となりました。
またこのレンズは価格変動が激しいらしく、最初Amazonで見たところ、ブラックが30,000円、シルバーが17,000円ほどでしたが、次の日には両色とも30,000円台になり、またあくる日は戻ったりしてました。
結局私はAmazonで19,800円で買いましたが、今日見たところシルバーは18,000円、ブラックは40,000円台まで跳ね上がっていました。
自分にとっては安いシルバーの方が本体と色合いが合うので好都合でしたがね。
望遠レンズってのはとにかく高いらしい…ということで、今まで手が出せずにいたのでしたが、20,000円台で買えるようになるとは、良い時代になったものです。
このレンズ自体も元々60,000円近い代物らしいのですが、Amazonってやつは恐ろしいもんでスナ。
さて、気になる望遠具合ですが、45-175mm・35mm換算で350mm相当…云々かんぬん…と言われても、はっきり言って私には良く分かりません。
今まで使ってた14-42mmの標準(広角?)レンズと比べてみましょう。
同じ距離から猫を撮っても…
標準レンズ14-42mm(最大望遠)↑
望遠レンズ45-175mm(最大望遠)↑
手持ちなので望遠の方はちょっとブレましたが、同じ距離から撮ってもここまで寄れるのです! スバラシイ!!
ちなみにレンズの大きさはこのくらい違います。
こうして見ると、今まで良くコレで撮ってたなと思いますよね。
最初にOLIMPUSを買った時にレンズセットキットを選んでおけば良かったのですが、一眼デビューした頃の私は望遠レンズの重要性に気がついておりませんでした。
やはり標準レンズではズームが寄り切らないので、小鳥ちゃんを撮る時などは切ない思いをしておりました。
精一杯鳥に近づいてこのくらいが限界だったのが…
ここまで寄れるようになったのです! かわいい!!
鳥が警戒しないよう部屋の奥から狙ったのですが、その気になればもっと近づいて、もっと大きく撮れるに違いありません。
窓から2・3m離れたところにある電線にとまったヤマガラちゃん。
羽の様子まで鮮明に写ってる! かわいい!!
望遠レンズは背景がボケるので、被写体がくっきり写って良いのです。
わが田舎は小鳥天国なので、今まで撮れなかったあんな鳥・こんな鳥を激写するのが楽しみであります。
今ならオジさん、よつばちゃんの気持ちがよ〜く分かるぞ!
私はダークサイドに落ちてしまったのだろうか?
いや、それほど大袈裟な事ではありませんが、予てから利用を拒んでいた『ヤフーオークション』にとうとう手を出してしまったというお話なんです…。
何でヤフオクが暗黒面なのかと言うと、そこにはもう欲しいものが溢れ過ぎていて、僕みたいな収集癖が強い人間など、あっという間に破産してしまう危険性を感じているからなのです。
とあるサイトから情報を見つけ、うっかりヤフオクのカプセルプラレール市場を覗いてしまったのが運の尽き。案の定そこには甘く・危険な夢の世界が広がっていたのでありました。
ヤフオク初心者の私としては、あくまでも低価格で入札の少ない(無い)物件に、粛々と入札していたつもりですが、ふと気がつけば4・5物件を立て続けに落札させ、一瞬のうちに4,500円ほど散財してしまいました。
そのあまりのお手軽さに、感動と自己嫌悪感を覚えつつ、モヤモヤした気分でいましたが、やっぱり品物が到着するとテンションはMAX!いい歳をしておもちゃに興奮する自分の姿を省みて、さすがに日本の将来を憂いてしまう夜なのでした。
こちらが人生初ヤフオクで入札して手に入れた『ユーロカートレイン』
連結機が旧式の初期シリーズの希少品です。実はこの2両だけでは不完全なのですが…
昨年秋葉原で見つけてきた先頭車両と組み合わせることで、編成が完成しました!
中古ショップではまず買い揃えることが難しいレア車両が、ピンポイントで手元にやって来るなんて、ちょっとした感動を覚えます!
ちなみに、カートレインなのでポケット・トミカを載せてみました。当時ポケトミがあったのか知りませんが、軽自動車がギリギリ載りました。かわいい!!
出品者の方が電池も入れてくれたので、すぐに走行試験ができました。
問題なく走る…と言いたいところでしたが、初期シリーズのモーター車は車輪の作りが甘くて、ちょっとしたレールの段差や坂レールの登り口でつまずいてしまう欠点があるようです。
引っ掛けるだけの旧式連結機も外れやすく、思わず時代を感じてしまいました。
しかし、旧車なのでうまく遊べないのは当たり前。状態も非常に良いですし、コレクションとしては申し分ない品物でした!
同じ出品者の方からこちらも買いました。
『ゼンマイ巻き運転台』
旧シリーズの情報を漁っていて最近知ったのですが、こんな面白いものがあったとは!
そして、それがまさか手に入るとは!!
シールも貼ってない未使用品だったので、ちょっともったいない気さえしましたが、せっかく手に入れたので遊んでみます。
ちなみにこの出品者の方は女性のようですが、梱包がめちゃくちゃ丁寧で好感が持てました!剥くのがもったいないほど!コレクターの鑑やね〜。
さて、使ってみた感想は「面白い!」の一言ですな。
ゼンマイ車はすぐに止まるので、あまり走らせないのですが、これ使ったら何となくいっぱい走る気がしました。(気のせいかもしれんけど…)
しかし、こちらも旧品の詰めの甘さというか、現行シリーズと仕様が合わないだけかもしれませんが、ストッパーがうまくはまらないのはご愛嬌かな?
初めてのオークション参加でしたが、出品者にも商品にも恵まれ、ビックリするくらい快適にお買い物できました。
まさに、暗黒面の心地よさと恐ろしさを体感してしまった気分です。
本当にダークサイドの底まで落ち込まないように、ご利用は計画的に!と心に誓うのですが、すでに新しい物件に入札してしまっている自分が居たりするのです。
ああ、末恐ろしい…。
今回素敵な取引をさせていただいた、神戸市のAさん、そして記事には書いてないですがモーター車のセットを出品してくれた徳島県のIさん、ありがとうございました!
焼きそばブログ再び… 〜ペヤングの中には、きっと幸せが詰まってる編〜
今日は昼前にお母ンが出かけたので、久しぶりにひとりご飯となりました。お母ンがご飯を作ってくれるのは誠に有り難いのですが、一人暮らしが長かった故に、やっぱりたまにはジャンキーな食べ物も恋しくなるんである。
滅多にないハメを外すチャンスに、何を食べようか迷ってしまいますが、先日コンビニで思わずカゴに入れてしまったあの食べ物を解禁することにしました。
ペヤング『超大盛 焼そば』
販売元:まるか食品株式会社 エネルギー:1,081kcal 調理時間:熱湯3分
ハメを外すと言ってもカップ焼きそばなんですがね…。
このレベルのジャンクフードとなると、親と一緒に食すのは難しいものなんですよ。
自分の場合、以前イカスミとのハーフ&ハーフで『超大盛』に挑戦しましたが、ノーマルの『超大盛』は初めて食べます。
まるか食品では例の事件以降、生産を再開してからも暫くは『超大盛』の製造を自粛していたみたいですが、相変わらずのペヤング人気に、ソフト部を潰してまで生産体制を整えて、『超大盛』の復活にこぎつけたようです。
日本が世界に誇る自動車メーカー『トヨタ自動車』が、この国に無くてはならない存在であるのと同じく、きっと『ペヤング』も我が国のソウルフードとして、日本人の生活に深く根付いているに違いありません!(←ホントか?)
さて、そんなビッグ・タイトルを食すに当たっては、色々と前準備が必要となってくるでしょう。
・まず、このジャンク・ソウル・フード(もう訳わからん)を迎え撃つための心の準備。
・そして1,081kcalの過剰エネルギーを取り込むために、小一時間ほど山道を歩いたり走ったりしてエネルギーを消費しておきます。
・さらに、237gの怪物を胃に迎え入れるため、少しでもお昼の時間を遅らせてお腹を空かせます。焼きそばブログなどを書き始めて時間を潰すと良いでしょう。
さて、ダラダラとブログを書いているうちに、丁度よくお腹も空いてきました。
楽しいお昼ご飯を頂きましょう♪
通常麺がしっかり2個入っております。ソース袋もデカイ!
……アレは…混入してないな…よしよし。
あっ!という間に完成です。
どうですかこの貫禄!タバコでも置いとけば良かったな〜。持っとらんけど。
これだけのボリュームなのに、調理時間たった3分だなんて、まるで魔法です。
ところで、新ペヤングになってからついに『高速湯切りシステム』が搭載されましたが、以前の『超大盛』の湯切りはさぞかし大変だったことでしょう(笑)
おっ、なかなかのシズル感じゃありませんか?この写真!
やっぱりこの味!たま〜に食べたくなるよね!
さて、せっかくハメを外せる状況ですので、普段できないことにも挑戦してみました。
どうですか、この背徳感。
この広いフィールド(笑)を活かして、色んなトッピングを試してみました。
こんなこと親の前でやってたら白い目で見られる事間違いなし!
感想:
マヨは当然のように合うのですが、ケチャップも意外とマッチする感じでした。
タバスコや七味は、まぁ辛くなるだけですが、お手軽に『激辛ペヤング』作れるな〜という発見がありました。
粉チーズはちょっと好みが分かれるかもしれませんね。美味しいとは思いますが。
ペヤングに味を足すなど邪道!と言われる方もいるかもしれませんが、個人的にはイイこと思いついたな〜と感じています。この先、色々試してみる楽しみができました。
ふぅ〜〜〜〜〜っ!完食しました!
なんだろう…このちょっとした達成感は、『ラーメン二郎』のそれに似てるのかもしれません。
総評:満腹満足!
お腹いっぱいになって、心も満たされる。
こんな幸せなこたぁないですね。(しみじみ…)
豪華なランチを食べるだけが幸せのカタチではない!…と、庶民の強がり(負け惜しみ)を残して、現場からのレポートを終了したいと思います。
ごちそうさまでした!
エヴァっぽい時計を買った。
久しぶりに、腕時計なんてものを買ってみた。
若かりし頃はカシオのG-SHOCK(安物よ)なんかを巻いてたりしましたが、ケータイを使うようになってからは腕時計イラズの生活になってたのです。
カシオ「PHYS -フィズ-」(STR-300J-2AJF)
エヘヘ〜、カッコイイ時計でございましょ?
これは、いわゆる“アスリート・ウォッチ”というもので、スポーツ用に特化した腕時計なんですな〜。ラップタイムを計ったり、走行距離を計ったりするやつです。
四十を目の前にし、出っ張ったお腹がかなり気になってきたので、ちょっと本腰入れて運動でもしようかと思って買ったわけです。
このフィズというブランドも“ピンキリ”なのですが、買ったのはそんなに高性能じゃないやつです。イイやつは1万円を超えますが、自分の場合そんなにガッツリとアスリートするわけじゃないので安めのやつにしときました。メーカー価格7,000円のを、いつものAmazonさんで5,000円くらいで買いました。
実際外へ出て使ってみましたが、オートリピートタイマーなどが便利で良いですね〜。
ただし、かっこいいガジェットにありがちな欠点みたいなものもあって、この時計の場合、デザイン性を優先したと思われるスタート・ストップボタンが押しにくいという欠点があったりします。(レビュー読んで知ってたけどさ)
ところでこの時計…、
なんかエヴァっぽくね?
配色とか、ちょっと近未来風のデザインとか、なんとなくエヴァ初号機を彷彿とさせるんだよね〜。
同じモデルで色違いの、もう少し安いやつもあって迷ったんだけど、最終的にはこの“色合い”に負けてポチってしまいました。
ベルトのセンターラインが少し尖ってるところとか、ことごとくカッコイイんだよね〜。
基本的には運動する時にしか付けないつもりですが、投資したからには、少しは運動も続けないといかんです。
…ところで、時計が巻いてあったこのプラスチックの台はもういらないな〜。
貧乏性だから、こういうの捨てられないんだけど…。
何かに使えそうで…。
コップのフチ子置きにピッタリでした♥
東京ひとり旅 ~エヴァを見に行ったら庵野秀明にも会えた夏 2015~ 【シン・カンセンでは帰らない】
✽明治神宮へ
7月19日 日曜日。
台風の影はすべて消え、地獄の暑さが戻ってきました。
東京最終日は、半日観光をして午後2時の電車で帰る段取りになっておりました。
昨日同様、美味しいパンとタマゴサラダをいただき、ホテルをチェックアウト。
アホみたいにおもちゃや本を買ってしまい、クソ重たくなったバッグをフロントへ預けると、100円バスに乗って出発しました。
ルート的に都庁をまわって行くと思っていたら、スルーして新宿駅まで行ってしまったので、順番を変えてまずは明治神宮へ行ってみることにしました。
ボクは信仰にアツくないタイプなんですが、せっかく近くにあるし、都会の中の大自然がいかなモノか興味もありましたので、行ってみました。
日曜日とあって、外国人など観光客がたくさん。
本殿までの道のりがけっこう遠くて大変でしたが、参道のほとんどが木陰になっていたので、涼しくて助かりました。
あと、砂利道が何となく足に優しい気がしました。
街の地面をほとんどコンクリートで固めてしまった人類の罪は深いな〜と感慨にふけりながら、本殿をめざす。ありがたいなぁ〜。
暫く歩くと本殿へ到着。
お参りを済ませ、おみくじを引く。
「大御心」って書いてありました。意味はよく分かりませんが、きっとイイことが書いてあるに違いないでしょう。
家族のお土産に、ありがたい『お守り』を買うと、そそくさと神宮を後にしました。
最終日は何かと忙しないのです。
✽執念で登りつめた、都政の頂点(いや、物理的な意味で)
山手線で新宿まで戻ろうと思っていましたが、結局本殿まで来たら新宿も遠くなさそうだったので、そのまま歩いて行くことにしました。
至る所を電車が走る、電車大国トーキョー。
わーーい、JR最強・弱冷房車の埼京線だーーー♪
…などと浮かれていたら、道を間違えました。
東急ハンズでちょっと買い物をして、少し早めの昼食へ。
今日も人気のラーメン店へ行く予定なので、それなりに待ち時間も考慮してました。
…しかし、こんな行列は想定外でした。
東急ハンズの裏手くらいにある、何にもない路地に隠れ家的に佇むラーメン店。
「五ノ神製作所」でしたが、どう見ても1時間くらいは待ちそうなので、今回は諦めることにしました。帰り道でも、お店に向かうたくさんの人とすれ違い、どれだけ美味い店なのか…と気になるばかりでした。
新宿ではもう1軒、目を付けていた超人気ラーメン店「風雲児」があったのですが、こちらは日曜定休ということだったので行けず終い。今回の食事プランでは、この2軒のどちらも行けなかったことが、唯一心残りでした。
とりあえずお昼ご飯は後回しにして、ホテルへ戻りながら“あの場所”を目指します。
初日から3日間、毎日訪れていた東京都庁。
こうなったら、意地でも上に登りたい!
もう、執念でこのビルに付きまといました。
今回は土・日で都庁自体が閉庁日だったため、正面玄関が閉まっていたことで、展望室への入場口が分かりにくくなっていたことが災いしました。おまけに、エントランス付近を工事していて、余計に通路が狭く、迷路のようになっていたのです。
なんとか入り口までたどり着くと、観光客もそこそこ訪れていました。
荷物検査を受けてエレベーターへ。
わずか50秒で45階に到達。地上202mの世界にやって来ました。
さすがに耳がキーーンってなるお客さんもいたみたい。
ボクは何も感じませんでしたが…。(…鈍感?)
それでは、地上202mからの景色をご覧ください。
どうですか奥さん。都庁もバカにしたもんじゃないでしょう〜?
(…誰もバカになどしていない)
自分は高いところが苦手な方ですが、ここまで来ると、もう絶景としか言いようがないですな〜。
下を走る車が、昨日アキバで買った “ポケット・トミカ” みたい(笑)
ガラケー・カメラ精一杯のズームで撮った「東京スカイツリー」。(画像右奥)
東京3日目にして、ようやくお目にかかれましたな。
…まどかがこっち見てる…。
画面左に見えているのは、お隣の「南側展望室」。
今回ボクが登ったのは「北側展望室」でした。
(どっちもそれぼど変わんないよね?たぶん。)
さて、展望室にはたっぷりお土産コーナーがあったのですが、目ぼしい物もなさそうなので引き上げようかと思ったところ、奥にレストランを発見。
ちょっと高級そうな雰囲気もあったので一瞬躊躇しましたが、せっかくなので地上202mでのランチを楽しむことにしました。
パスタのセットメニュー(今回はジャコのパスタ) (1,200円 ドリンク付き)
今回の旅コンセプトから言ったら、カレーのセットメニューにするべきだったかもしれませんが、さすがにちょっと違うものが食べたくなりました。
こんな高いところで食事をしたのは、生涯初めてでしょう。
遠景にスカイツリーを眺めながらの食事ってのも、なかなかゴージャスで良かったです。
…ただし、こういう所でひとりでご飯を食べるというのは、寂しさもより強調されますのでご注意ください。(悲)
✽サヨナラ・トウキョー
都庁でのゴージャス・ランチを堪能し、ホテルへ向かいます。
地図を見ながら歩いていたら、足元に車止めのようなものが唐突に現れ、思いっきりブチ転んだのはナイショにしておきまして、ホテルで荷物をピックアップしました。
京王プレッツさん、お世話になりました。いいホテルだったな、うん。
冒頭で書いた通りのクソ重たい荷物を抱えて新宿駅へ。
予定通りに、2時ちょうどの〜♪ スーパーあずさ19号でぇ〜♪ 家路につきます。
地元では馴染みのある特急ですが、自分は乗ったことなかったので楽しみでした。
登場当初の初見では何ともダサい電車だと思ってましたが、改めて見ると、ある意味洗練されてて良い感じですな〜。
今回は普通のあずさではなく、「スーパー」にこだわりました。
(こだわったからといって、どうってことはないが…)
定刻通りに東京を出発。松本駅までは約2時間半の列車旅です。
新幹線使わなくても、割と手早く東京に出てこれるんだな〜という印象を持ちました。
田舎暮らしに戻って約2年。
大都会への夢が膨らみきっていましたが、思い描いていた通りの旅とはなりませんでした。カプセルプラレールのガチャも1回も回せませんでしたし…。
とはいえ、今回は思わぬ幸運にも恵まれ、充実した旅行となりました。
ちょっと勉強不足だった面も多々ありましたので、次の機会には都会の醍醐味をバッチリ味わえるようにしたいですね。
…それまで、またお金を貯めないとな…。
ここまでお付き合いいただいた方、ご苦労様でした。
終劇
スナブロが終わったわけではないぞよ。
まだ、もうちっとだけ続くんじゃ。