カップ焼きそばは、ついにエンターテイメントへ。
今日はオカンがお出掛けで、久しぶりにひとり昼飯になったので、カップ麺在庫を処理することにしました。実家暮らしに戻ってからは、オカンが昼ご飯を作ってくれるんで、近頃はカップ麺を買って来ても、なかなか食べる機会がないのです。
ドーーーン!出ました! 満を持して、ビッグタイトルの登場です!
ペヤング『焼そば イカスミ焼そば HALF & HALF 超大盛』
販売元:まるか食品株式会社 エネルギー:1,088kcal 調理時間:熱湯3分
大盛にするなら、“通常麺を2個入れときゃイイんじゃね?” という乱暴なパッケージングでおなじみの『ペヤング 超大盛シリーズ』です。
ワタクシとしては、「ペヤングばっかりそんなに食えねェよ」と思って今までスルーして来ましたが、「途中で味が変えられるなら食えそうじゃん?」っつーことで、このビッグタイトルに挑戦してみることにしました。
お湯を捨てて、ソースをかけたところ。
う~ん、なかなかの貫禄ですな…。さすが、カップ麺にしてまさかの1,000kcal超えしている怪物なだけはあります。その上、これだけの麺量にも関わらず、相変わらず調理時間は3分でいいよ、という謙虚さにも驚かされます。
できあがり! ちゃんと2色になってる!
何となく、イカスミ単体の時よりも美味しそうに見えます。気のせいかも知れんケド…。
感想:まず始めに、“混ぜ方が分かんねぇ!” というのは初めての経験でした。
1つの麺に2種類のソースをそれぞれ混ぜ合わせるってのは、なかなか高等テクが必要なんですな。
なんか通常ソースのペヤングを食べたのも久しぶりだったので、妙に美味しく感じました。イカスミの方は、弟氏の感想によると美味しくなかったということですが、ワタクシの場合は前述した通り、塩気が効いててけっこう好きな味であります。
そして、このカップ焼きそば最大の特長である、第3の味も試してみました。
…まぁ、具体的にどんな味かを文章で表現するのは難しいケド、確かに味は “ちょびっと” 変わります。
そうだな~、強いて言うなら…両方が混ざった味かな?(笑)
総評:何という面白い食べ物でしょう
1つのカップ麺で3つの味を楽しむという発想は非常にオモシロいと思います。
過去にも他社の製品で、途中でソースを混ぜながら味を変えていくというカップ焼きそばがありましたが、それと比べても要領がカンタンで、食べる人のさじ加減で味に変化をつけられるというのがイイと思います。
あとは、さすがに通常ペヤング2個分なんで、お腹いっぱいになります。
お腹が空いて死にそうな時…以外にはオススメしません。
以前、無謀とも言える味への挑戦を続けるペヤングシリーズに対して、“食のマッドサイエンティストだ!” なんて表現をしたりしましたが、ここまで食に対してのエンターテイメント性を追求してくるとなると、もう “食のイリュージョニスト” と呼ぶほかないでしょう。
そして、たかがカップ焼きそばについて、こんなにもアツく語っているワタシ自身も、どうかしているのです。多分…。