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スナブログ

何モナイ…ガ、ソコニアル。イナカグラシノ日々。

『新開鋳造部』運用開始しました。

お久しぶりの更新ですが、前々からやってみたかった “プラキャスト複製” に手を出してみたよ、というレポートになります。

 

たまには粘土でもこねてフィギュアでも作って、シリコン型でバンバン複製すれば、金儲けの種になるんじゃね?という野望も秘めつつ、とりあえず練習というか、どんなモノができるのか実験をしてみたわけです。

 

手っ取り早く “在りモノ” でやってみようと思ったわけですが、現在構想中の『新・第3セクター敷設計画』における、『カププラ木・造林事業』を兼ねた試験を開始することといたしました。

何を言っとるのかワケ分からんと思いますが、要はコレ↓を量産したいんであります。

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カプセルプラレールの「山レールセット」なんかに、たま~に付いてくる「木」です。

将来的に大きいジオラマを作りたいので、なんとかコイツを大量複製できないかと考えておりました。

 

弟氏の協力を得て材料を一通り揃え、ネットで情報を拾いながら、とりあえずやってみたんですが、結果からお伝えすると…まぁ失敗したわけです。

使った事もない材料で、やった事もない工法に挑むからには当然の結果とも言えますが、失敗の中にも色々な発見ができましたので、高価なシリコンが若干ムダになりましたが、練習としては有意義だったに違いありません。

 

…いや、負け惜しみじゃないっスよ!

 

ちなみに、今回参考にさせていただいたのはコチラのブログ。

http://ameblo.jp/c-toys/entry-10896615413.html#main

まぁ、手っ取り早く検索トップに来た情報なんですが、とても丁寧に説明してくれてるので、大いに勉強になりました。

「私もプラキャスト複製で億万長者になりたいわぁ~」という方は、ウチではなくてこの方のブログを参考にしましょうね。

 

それでは、発足したばかりの『新開鋳造部』によるヘッポコ鋳造試験の結果をご覧ください。

 

【第一次 カププラ木・複製試験】

詳しいやり方は説明しませんが、まずは原型を半分油粘土に埋めるところから始めます。

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はい!勘のイイ方なら、もうお気づきですよね!

実はもうこの時点で第一の失敗をしているのです。

このやり方では、鋳造後に幹の台座の部分が引っかかって、出来上がった鋳物を取り出せないのです!一般的な横置きを選ばなかったのは、出来上がり時に縦のパーティングラインができるのを避けたかったからなのですが、鋳物が取り出せなければ型としては機能しませんよね。

…ああ、全国のモデラーのみなさんが鼻で笑うのが聞こえてきます…。

この失敗に気付いたのは、シリコンを流し終えてひと息ついた時でした。

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無情にも『失敗型・上』が、ガッチリと出来上がってしまいました。

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シリコンってキメ細かくてすごいね~。粘土面の微妙な凹凸や側面に貼ってたダンボールの質感まで忠実に再現されてます。…なんか木綿豆腐みたいw

 

一応、打開策もぼんやりと思いついたので、このまま進める事にしました。

ここまでやってしまったからには後にも引けませんので。

下の型をさらに半分ずつ作る方法も考えられましたが、初挑戦でそれはリスクが高そうだったのでやめました。

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ここで第二の失敗というか、もうひとつ大きなリスクに気が付きました。

プラキャストは2種類の液体を混ぜて化学反応させプラスチックを生成するわけですが、その反応時間が極端に短いことがわかりました。

今回は欲張って1回の流し込みで、できるだけたくさん生産しようと目論んでたのですが、キャストの硬化リミットである約1分という時間では、8個分の材料は到底流しきれないと思ったわけです。

そこで思い切って、型を半分に切断することにしました。

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糸ノコとかも持ってないので、カッターで無理矢理ザクザク切りました。

どちらかの原型が露出しても仕方なし…という覚悟でやってみましたが、運良くに真っ二つにすることができました。

ベリベリとシリコンを剥がしてみます。

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一応ちゃんと出来上がっているようです。

ここで第三の失敗を発見。ダボ穴が深過ぎたようで、シリコンが流れきってませんね。またひとつ勉強になりました。

 

さて、どうやって幹を取り出すかというと…もう、横を切って出すしかないんでスナ!

ここも、原型にキズが付くのは承知の上で、救出作業にかかります。

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なんとか取り出せました。型が壊れるギリギリのところで、無理矢理引き抜く感じです。シリコンの柔らかさと耐久性に可能性を賭けたわけですが、シリコンの精度のおかげで何とかなったようなもんでスナ。

プラキャストを流し込んだ時も同様に、このわずかなスリットから取り出すことになるのですが、プラキャストの耐久性によっては取り出す時に折れる可能性もあるわけです。こんなやり方では、型もそのうち壊れるでしょう。

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とにかくキャストを流し込むところまでやってみたいので、湯口から流路を掘ってみます。空気穴もコレじゃダメなんだろうな~と思いつつ、とにかくやってみる…。

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ここまで長かった!いよいよプラキャストを流し込むぜぇっ!

 

そして第四の失敗!というかもう大惨事!

あまりにもキンチョーし過ぎたために、プラキャストを混ぜてる時にドバッと机にこぼしました。もうテンパリまくりで写真なんか撮る余裕ナシ!

混ざると有毒ガスを発するという、火気厳禁の劇薬が手に付きまくっています!

ヒィィィィィィィっ! 死ぬん?オレ死ぬんっ!?

そうか、これが手袋をしなくてはいけないという第五の失敗なのかっ!

それでもビチョビチョになりながら流し込みはやってみました。

ところが、下の空気穴からキャストが漏れてきたのに、液体がほとんど入っていきません。やはりあんな通路一本では流れていかないようですね。当たり前かw

 

そしてこの負の産物…。

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第六の失敗、プラキャスト余り過ぎ。無用のプラスチック塊ができあがりました。

もったいないオバケが出そうなので、捨てずにとっておいてプラスチック彫刻でもしようかしら…。たぶんやらんけど…。

それにしてもプラキャストってば不思議な物体よね。あんなサラサラの液体を混ぜたら、ものの2~3分でカチンコチンのプラスチックになるんだから…。

 

苦労の末出来上がったモノがコチラです。

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チ~ンという鐘の音が聞こえて来そうな出来映えでスナw

一番下の型にしかキャストが入っていませんでした。

それでも1個は出来たのか…と思いきや…

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裏側はこんな有様…。結局大きな空気だまができてしまったってことですかね?

 

というわけで、初めてのプラキャスト流し込み…見事に失敗!

 

【第二次 カププラ木・複製試験】

メゲてばかりもいられない!この失敗をバネに、型に改良を加えてみましたっ!

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とにかくキャストが流れるように、流路を広くして各型に空気穴を通しました。

これは出来たでしょう~?

…あれ?また鼻で笑われてます?

それはこの結果を見てからに…!

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今度は十分流れ込んだ感じだ!キャストの余りもそれほどないし、何と言っても今度はこぼさなかったもんね~♪(それが普通だ!)

 

出来たかな~?

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をっ!? 4個ともカタチになってる!

さっすが俺氏!2回目にしてこのクオリティーとは、やっぱり天才か~?

 

 

 

 

…と思いきや…

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すんません、凡人でしたっ!

 

というわけで、かなり出来の悪い型になってしまいましたが、じわじわと完成に近づきつつある気がします。この型自体には汎用性がないので、これを突き詰めても仕方ないのですが、今後の参考にするためにも、もう少し改良を加えてみたいと思います。

 

今回一番印象に残った事は、シリコンゴムは高いけど扱いやすくて汎用性が高い!という事でしょうか。

慣れてくればプラキャスト複製も楽しいかもね~。

 

次回、第三次試験の結果をお楽しみに!