庭から “お宝” 発掘!?
先日、庭仕事をしていたウチのおっ母さんが、地面に埋まっていた“お宝(!?)”を掘り出して持ってきた。
どうやらボクが子供の頃に遊んでいた、古い『トミカ』らしい。
ボクは子供の頃 “自動車オタク” だった時期があり、ミニカーをいっぱい買ってもらって遊んでいた記憶は確かにある。母親談によると、外を走るクルマの名前を片っ端から言い当てるくらいの“神童”っぷりを発揮してたらしい。
そこは全然覚えてないけど。
末は「博士」か「大臣」か…と、ぬか喜びさせてしまったようで非常に申し訳ない…。
そのうちクルマからも興味が離れていき、持ってたミニカーたちも処分されていったと思うんだけど、どういうわけか庭先の土の中で何十年も眠っていたヤツがいたわけだ。
誰からも忘れ去られた昔のおもちゃと、こんな形で再会するのはちょっぴり感動的で、何かタイムカプセルを掘り起こしたような嬉しさも感じてしまうのです。
ドロドロで可哀想なので、キレイキレイにしてあげましょう。
…昔のトミカなら、もしかしてプレミア付いてるかもしれないし。
(ふっ…イヤな大人になっちまったぜ…)
ブクブク…。
キラリーン☆ キレイになりました。
齢39にもなって、トミカと一緒にお風呂に入るとは思いませんでしたがね…。
さすがにサビっサビのハゲっハゲなので、たとえレア種でもプレミアは付かないでしょうが、こんなにボロボロでもちゃんとドアが開くし、どこも欠損してないのは、さすが天下のトミカさんと言えますな~。
サスもバッチリ生きてます!
(おもちゃのクルマにサスペンションの概念を取り入れたのにはホントに感心する)
ウラを見てみますと、車種はトヨタの『MARK II 2600 グランデ』であることが判明。
1978年製ってことは、ボクが3才か4才くらいの時に買ってもらったおもちゃが、実に36年の時を経て手元に戻って来たことになる。
何か不思議な感動が込み上げてくるなぁー。
No.69ってのは当時のシリーズ番号でしょうか? よく見ると、ナンバープレートにも「・・69」と刻印されている芸の細かさ!
1/65サイズってことは、今ちょこちょこ集めてる『Kyosho』さんのF1ミニカーとほぼ同スケールってことになりますか。
並べるとこんな感じ。
余談だけど、この連休に愛知県方面に買い物に行って来て、中古おもちゃ屋さんで買って来たトミカがあるので、ついでにお披露目しちゃおう。
トミカコーナーで目に止まったので買ってきてしまいました。
トミカって、そんなに興味がなかったので、F1っぽいシリーズもあるって知りませんでした。フォーミュラルノーって何だろう? 右のヤツなんか、その名も『レーシングカー』って大雑把さが素敵すぎるww 『非売品』ってトコも何かミステリアスだ。
精密な『Kyosho』シリーズとは正反対のモッサリしたフォルムが、また違う魅力があって良いのですな~。
もう1個 “一目惚れ” して買って来たのが、この『ローラー車』。
どこかのお子様に散々遊び倒されて、クタクタになったこの感じが、何とも言えない味わいを醸し出していてイイ! 実際使い込まれた重機ってこんな感じに剝げちょろけていくから、妙にリアリティあるんだよね~。
こんなのが中古で170円で売られてたりするわけだから、トミカにハマる人の気持ちも分かる気がするなー。
ボクも深入りしないように気をつけよう…。
思わぬところで再会したトミカに魅せられて、自動車オタクが再燃しそうな、あるいはアンティーク・トミカの世界に目覚めてしまいそうな、そんな秋のひとときでしたとさ。