〝心地よい騒音〟を楽しむイベントに行ってみた。
ここ数年鈴鹿サーキットで開催されている「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE」というイベントに行ってきました。
サウンド・オブ・エンジン=直訳すると「エンジンの音」。ノイズ・オブ・エンジンではなく、ビンテージ・レーシングカーの爆音を〝味わおう〟というマニアックなイベントです。
タイトルの頭に付いてる「リシャール・ミル」ってのはスイスの高級時計メーカーで、このイベントのメインスポンサーというか主催者なんですが、創始者のミルおじさんがコレクションしてる博物館級の古い名車をお披露目するためのイベントでもあるようです。
土曜日は様子見程度に午後2時半頃入場。ちょうどF1のデモ・レースが始まったところで、ホームストレートを全開で走って行く2005年製フェラーリのV8エンジンのものすごい爆音に度肝を抜かれました。
プァァァァァァァァァァァァァァンンンンン…!
「こんなにうるさかったっけ???」
かつて鈴鹿で初めてF1を見た時の衝撃がよみがえる、強烈なエンジン音でしたわ。
2010年のフェラーリF10は音も凄いけどスピードも速くて、70年代のクルマをどんどん追い抜いて周回していました。他の古いクルマは慎重に走らせてただけなのかもしれませんが、やっぱり近代F1とオールドF1は違うんだな〜と感心してみたり。
最後に一般参加車のパレードを見て土曜日は終了。
日曜日は朝からたっぷり〝騒音漬け(笑)〟
時速300kmくらいで走るクルマやバイクを眺めながらの朝ご飯ってのも、現実離れしてていいものです。
それにしても、サーキットの近所の人ってうるさくて嫌にならないのかな?
ブオーーーーン! …ブオォォォォォォ!
個人的に〝大好物な〟60年代〜70年代のF1マシンが目の前を走る!
夢でも見ているのだろうか? って感じ。
パドックプラスも購入したので、憧れの鈴鹿ホームストレートでグリッドウォーク!
ほんの数分前までギャンギャン走ってた怪物マシンが目の前に!
こんな〝小さなモノ〟が何であんなスピードで走れるのか?
実物を目の当たりにすると余計に分からなくなります(笑)
ガレージでは往年の名車を間近で見ることができます。おおっ、マクラーレンM29にM23!! アナタたちをこんな近距離で見られる日がくるとわ!! 感涙!!
レーシングマシン以外にも、往年のスーパーカーが大集結!
この一角だけで総額いくらになることやら(汗)
ゲストで来てた右京さんも、レーシングカーよりこっちのスーパーカーの方がテンション上がると言ってました。
詳しくは知らないけど、「アポロ IE」とかいう、日本初お目見えの〝怪物〟も登場。
2006年にF1を見に行って以来、ホントに久しぶりの鈴鹿サーキットでした。
F1と違って観覧の自由度が高いので、見る場所を変えながらサーキット内をうろうろしていたら、クタクタになりました。おじさん達が大喜びするイベントではありますが、おじさん達には体力的にキツいイベントでもあります。
でも、行って良かった!!