オトナのホビー。オトナの休日。
ズッダッ、ズッダッ、ズッダッ、ズッダッ、ズッダッ ドネネ、ネノネノネノネノネノネノッ、ドネネ、ネノネノネノネノネノネノ、デデンッ…デデンッ…デデンッ…デデンンッッ… (↑今回も、もちろん ♪トゥルースね!)
いよいよマクラーレン・ホンダのF1模型が完成する日がやってきました。
細々とした内部構造も組み上がってフロアと一体になり、あとはカウルを被せて前後ウイングとタイヤを取り付ければ、出来上がりとなります!
そして、ついに完成です!!
バーーーン!マクラーレンMP4/4でぇ~す!
素晴らしい!この洗練されたフォルム!コンパクトなボディ!
そして、変速式プルバックゼンマイ!(←これはホントに面白い仕掛けだが)
いや~ジョーク、ジョーク。
ちょっと舞い上がって、わざと画像を間違えちゃっただけです。
…まぁ、こういう日記は後から振り返ると、こッ恥ずかしいだけですがね。
本当の完成品はコチラです!
Mclaren Honda MP4/4 ついに完成!!
う~ん、カッコイイ! いや、洗練されてるわ、ホントのハナシ!
苦節1年と半年くらい?長かった模型作りの旅も、ようやく終わりとなりました。
途中の日記でもグチりましたが、前作のMP4-23と比べてもシンプルなマシンのはずなのに、制作期間が長く、とても制作にてこずる難敵でしたわ。
まぁ、苦労が多かった分、喜びもヒトシオというわけで、今回もバシバシと写真を撮りましたので、(それなりに)精巧な1/8モデルのお姿を、たっぷりとご覧ください。
なお、自室では狭過ぎて撮る場所がなかったので、居間の “コタツの上” で撮影に臨んだため、写真の仕上がりが極めて “和風” になっていることをご了承ください。笑)
どうですか~? V6ターボエンジンが奏でる “ホンダ・サウンド” が聞こえてくるようでしょう~? ボクなんか撮影中に、隣のキッチンでオカンが湧かしてるヤカンの音がエキゾーストに聞こえたくらいですからねっ!(ねっ!…じゃねーよ!)
ちなみに、全巻購入特典としてもらった『セナ人形』ですが、今回は搭乗を遠慮していただきました。…乗せるのすごく面倒くさそうなので。
またの機会に、ちゃんと乗ってもらいますから!
さて、今回お楽しみがもう一つあるのを忘れてはいけません。
そう、前作の1/8モデル『マクラーレン MP4-23』との共演です!
この同スケールの2台が並ぶところを見たいがために、今回の模型への投資を決めたようなもんですからね。
それでは、時を越えて相見えることになった、2台のチャンピオン・マシンの共演をご覧ください!
ババーーーン!
スミマセン、スミマセン!
いや…ほら、これってお笑いの定石でしょ?
もうしませんから。
それにしても、今日久しぶりにコンビニ行って来て良かったな~。
こんなタイミングでこの2台の “プルバック・カー” が手に入るなんて奇跡的だわ。
でわ、迫力満点の1/8スケールモデルの共演を、たっぷりとご覧ください!
いかがでしたでしょうか?
真俯瞰から見たときの “コタツ感” がハンパないのはご容赦いただくとして、2台並ぶとやはり迫力が出て良いでスナ〜。
時代が変わればマシンも変わるもので、同じワークスのマシンでもここまで変貌を遂げるというのを、間近で観察・比較できるのは面白いですわ。
…この瞬間のためにボクは20万……いや、やめておこう。
オトナのホビーですからねっ!コレは☆
でわ最後は、オトナらしく “廊下” で遊んで終わりといたしましょう!
《実況》
さあ、『片田舎GP』もクライマックスとなってまいりました!
“2階の廊下ストレート” で主導権を握るのは、セナか?ルイスか?どちらだ!?
グアアアアアアアアアアンンン……!
わずかにセナかっ!?
ブアアアアアアアンンン……!!
セナだぁぁぁぁぁ!(乗っとらんけど…)
さすがホンダV6ターボ!2008年製の “空力モンスター” を寄せつけません!!
そして鬼門の “階段前ヘアピン” への侵入だっ!
ギャギャギャギャギャギャ……!
セナがインを差したぁぁぁ!
※ブログ上の演出です。実際の模型は走りませんので、ご了承ください。w
ギギギギギギギギギギィィィィ……!
ハミルトンも食い下がるが、激しいタイヤスモークを上げるばかりだぁぁ!
(まぁ、乗っとらんけど…)
そして2台は1階への階段を駆け下りるぅぅぅぅ……!
……フゥ。やりきったな、オトナとして。
まぁ、高い買い物ではありましたが、これで暫くは我が家の『押し入れガレージ』を眺めては “悦に入る” 日々が楽しめるってものです。
今回も苦戦続きの模型作りで、ディアゴスティーニさんにはモデルの出来や組み立て方についてなど色々言いたいこともあるけれど、再パーツの無償提供などそれなりに良対応してもらいましたので良しとしましょう。ありがとうございましたっ。
もう次は無いと思うけど、この流れで『M-23』とか出して、脳内予算委員会に揺さぶりをかけたりするのだけは勘弁してくださいね。くれぐれも…。
とりあえず、お疲れっした!オレ!
マクラーレン新開工場が再稼働する日
自分でも忘れかけていましたが、ディアゴスティーニの1/8 F1模型『マクラーレンMP4/4』の組み立て作業が、ここ2ヶ月ほど滞っておりました。
と言うのも、何を隠そう最終号の恒例行事 “デカール貼り” に見事に失敗したため、新しいデカールを取り寄せていたからなんですな~。
最初の1枚を貼ってる時にグシャっとなってしまい、修復不可能な状態に…。もうテンション下がりまくりだったのですが何とか気を持ち直し、部品を取り寄せようとホームページを見るも、最終号だけパーツ販売がない状態。ますますモヤモヤしながらも、いつ販売されるのかメールで問い合わせをしてみたわけです。…もちろん紳士的にね。
数日後返信されたメールを読むと、何と今回も替えのパーツ(デカールのみ)を無償で提供してくれるという神対応ぶり! 『そんなつもりじゃなかったのにな~でへへ』なんて思いながらも、メールも送ってみるもんだな~と感じていたのですが、最終号の再販パーツは生産が追いついてないとのことで、しばらく待たされることになったというわけ。
そして先日、模型のことなどすっかり忘れかけていた頃に、新デカールが送られてきたのであります。
今度は、強くこすらないように、最新の注意を払いながら、苦行への再挑戦が始まりました。
予備があるとはいえ、気は抜けない…。
もう本当に丁寧に丁寧に、慎重に慎重に作業を進め、貼ってみた結果が…
Ahhhhhhhhhhhh!!
結局うまく貼れないという地獄絵図。もう、才能ないわ自分…。
残されたチャンスはもう少ない。同じ様にやっても絶対うまく貼れる気がしないのです。かなり絶望的な気分になりながらも、ふと今回デカールと一緒に送られて来たお手紙が目にとまった。
『さらに確実に貼る方法』なんてやり方が書いてある。
初めっから最終号に書いとけよ!と思いつつも、書いてある通りにドライヤーを使って丁寧に貼る方法を試してみる。
貼れた! う~ん、でもちょっと惜しい。
さすがにパーツの継ぎ目のところは途切れてしまいました。それでも最初に比べたら、上出来な仕上がりですよ。あとは途切れたところを黒塗料で修正しました。
あ~もう、1枚貼るのもひと苦労だよ!
そんなこんなで、残り3カ所のデカールも “ドライヤー作戦” により、なんとか貼りきることができました。フゥーーーーーッ!
結局4カ所すべて1回ずつ失敗したので、再デカールまで全て使い切るギリギリの攻防となりました。
…もう、ホントに疲れた…。
前作『MP4-23』と比べると、今回はデカールの数も圧倒的に少ないんだけど、難易度は格段に高かった気がします。1つの絵柄がデカイので、定着が難しいんでしょうか? ディアゴスティーニの対応ぶりから推測してみても、失敗した人が多かったんじゃないかと思われます。
それにしても、今回のメインカウル以外の箇所は、ロゴ等はあらかじめプリントされていたのに、どうしてここだけユーザーに貼らせようとするんでしょうか。今回に限っては、“頼むから最初からプリントしといてくれよっ!”と切に願うばかりでした。
ホントに神経すり減った…。
さて、デカール地獄を乗り越えて、マシン作りもいよいよ佳境に入ってまいりました。
最終号を前に “ホンダ・エンジン” も組み上がり、テンションも若干アップ⤴︎
主要部分をダイキャストで作り、ズッシリとした量感まで再現しようとしたところが、ディアゴスティーニのこだわりなのかな?
例のごとく、本体に組み付けるともう細かいところは覗けなくなるだろうから、今が見納めです。
そして、かなり前に完成していたリアセクション・ギアボックスとエンジンを連結。
ほらやっぱり! 細かく作り込んだ “こだわりのクラッチディスク” には、もう二度とお目にかかれません!
何の為に中までスミ入れしたんだ~?と言いたくなるような、複雑な気分…。
リア・セクションが完成!
ホントは、パイプをつないだりするのが相変わらず “無理ゲー” だったりしたけど、書き出すときりがないから、もういいや…。
それでも、最終型が見えて来るとテンションも上がってきますなぁ。
完成まであと少し。うまくカタチになるとイイけど…。(もはや、渇望…)
雪國なう。…とか言ってる場合じゃない。
またしても大雪ですよ。
我が田舎町でもこれほど降ったのは数十年ぶりとか。
そんなにしてまで、ボクの帰郷を歓迎してくれなくてもイイんですがね。
玄関開けたらすぐに雪。どうやって出るのこれ?
小鳥のエサ台の “コンモリ具合” も先週の倍はあるな。
雪をどけてやると、ちゃっかりエサを貰いに来る『ヤマガラ』ちゃん。
でも、カワイイから許す♡
家の前を雪かきし終えた後、医者に用事があったので、ちょっと町へ出てみた。
当然、町中総出で雪かきしてたんだけど、歩道までは手が回らない程の大雪で、歩くのもままならないくらいの雪国っぷりでした。
ダム湖も全面凍結中。昨日の強風のせいか、表面が流れた様に凍りつき、とてもキレイなグラデーションになってましたよ。
…しかし、世の中キレイ事ばかりじゃ済まないのである。
!?
はて?デジャヴ…かな?
これは、先週の写真ではありません。紛れもなく、今日のヴィッツたんの様子です。
そう、明日は再び地獄のクルマ堀りが待っているのです。
くぅ~~、この “振り出しに戻る感” が何とも苦痛。
しかし、今回の雪をクリエイティブ目線で見ますと、雪像を作るにはもってこいの雪質なんですな~。
というわけで、オカンのリクエストに基づき、久々に彫刻活動してみました。
どうも、モアイっす。
ふっふっふっ…。朝の新聞配達のオジさんのビビる姿が目に浮かぶぜ。
こちらは、クライアントの方とのツーショット。
タイトルは『モアイとオカン』
フフッ…いい写真だぜ。
そんなこんなで、雪に振り回された1日…。
電車もバスも国道もストップして、お仕事の人は大変でしたでしょうが、雪かき組もグッタリ疲れましたわ…。
最後は天候も回復してきて、変な雲の夕焼けで終了となりましたとさ。
明日は天気良くならねぇかな~。
もう、雪はいいからね。お腹いっぱいッス。
どこまでも~限りなく~降り積もる雪が~とても重い~♪
今日は朝からイイ天気で、昨日降り積もった雪に日差しが反射しまくり、いつもよりも明るく気持ちイイ日曜日となっております。
ただ、のんびりしているわけにもいかず、今日は駐車場の雪かきに行って来たわけです。
「けっこう積もっちゃってるかな~?」
!!?
「あれ?ウチのクルマどこ行ったん?」
「まさか、このコンモリとしたカタマリが…!?」
「ヒィィィィ…!!どうやって掘り出すんじゃコレェェェ!!」
昨日は2回も雪かきするほどドカ雪が降ったので、ある程度覚悟はしていたけど、まさかここまでとは…。
オカンの『ekワゴン』も、まるで雪だるまに…。
聞けば、地元でもこれほど積もったのは久しぶりとか。田舎に戻って約半年、いきなり雪国の洗礼を受けることになりましたわ。
とにかく、このままでは明日出勤できないので(まぁ、しないという手もあるが…)、途方に暮れつつも、掘り出し作業を開始しました。
掘っても掘っても終わりが見えない。来年までには絶対に車庫を買おうと、心に硬く誓う日曜日の午前中です。
オカンにも手伝ってもらい、奮闘するコト約1時間、ようやく『ヴィッツたん』を救出できました。
今日は日差しが温かく雪も溶けやすくてイイんだけど、1時間も雪かきしてたら、それはもう汗ダクダクですよ、ええ。
オカンも『ekワゴンたん』を救出中。なんか屋根の雪が “板前さんの髪型” みたいになってて笑えるけど、実際には非常にワロエナイ状況であります。
こちらも二人掛かりで、なんとか救出。
これで明日はクルマを動かす事ができそうですが、すでに腰にキているボクの体はピクリとも動かせない予想です。
1シーズンに2・3回は、こんなドカ雪に見舞われると言われている我が田舎町ですが、まったくとんでもない地へ帰ってきてしまったものです。
できれば今シーズンの大雪はこれで終わりにしてほしいなぁ…。
雪國なう。
今日は全国的に大雪ということで、我が田舎町も多分に漏れず、ドカ雪に見舞われております。
白銀の世界と言えば聞こえはイイけど、窓の外は真っ白で、いつも目の前にそびえている山々ですら消失してしまうほど、過酷な状況になっております。
普段↓
今日↓
山はどこへいった?
ベランダの先に設置してある “小鳥のエサ台” にも、こんもりと積もりました。
こんな日でも雪をかき分けてエサを取りに来る小鳥の姿が、また可愛らしいのね。
写っとらんけど。
家の前にある坂道を “雪かき” するのも大変で、朝から運動にも事欠かない状況となっております。普段の運動不足を鑑みても、明日の全身筋肉痛は必至でしょう。
それでも芸術家の血が騒ぐため、雪かきと称して、家の前に “雪像用のキャンバス” をちゃっかりと準備するのでした。
面白いアイデアが浮かんだら、何か作りたいところだけど、今のところ “トトロ” にしか見えんねぇ。
リクエストも募集中です。なんつって。
カップ焼きそばは、ついにエンターテイメントへ。
今日はオカンがお出掛けで、久しぶりにひとり昼飯になったので、カップ麺在庫を処理することにしました。実家暮らしに戻ってからは、オカンが昼ご飯を作ってくれるんで、近頃はカップ麺を買って来ても、なかなか食べる機会がないのです。
ドーーーン!出ました! 満を持して、ビッグタイトルの登場です!
ペヤング『焼そば イカスミ焼そば HALF & HALF 超大盛』
販売元:まるか食品株式会社 エネルギー:1,088kcal 調理時間:熱湯3分
大盛にするなら、“通常麺を2個入れときゃイイんじゃね?” という乱暴なパッケージングでおなじみの『ペヤング 超大盛シリーズ』です。
ワタクシとしては、「ペヤングばっかりそんなに食えねェよ」と思って今までスルーして来ましたが、「途中で味が変えられるなら食えそうじゃん?」っつーことで、このビッグタイトルに挑戦してみることにしました。
お湯を捨てて、ソースをかけたところ。
う~ん、なかなかの貫禄ですな…。さすが、カップ麺にしてまさかの1,000kcal超えしている怪物なだけはあります。その上、これだけの麺量にも関わらず、相変わらず調理時間は3分でいいよ、という謙虚さにも驚かされます。
できあがり! ちゃんと2色になってる!
何となく、イカスミ単体の時よりも美味しそうに見えます。気のせいかも知れんケド…。
感想:まず始めに、“混ぜ方が分かんねぇ!” というのは初めての経験でした。
1つの麺に2種類のソースをそれぞれ混ぜ合わせるってのは、なかなか高等テクが必要なんですな。
なんか通常ソースのペヤングを食べたのも久しぶりだったので、妙に美味しく感じました。イカスミの方は、弟氏の感想によると美味しくなかったということですが、ワタクシの場合は前述した通り、塩気が効いててけっこう好きな味であります。
そして、このカップ焼きそば最大の特長である、第3の味も試してみました。
…まぁ、具体的にどんな味かを文章で表現するのは難しいケド、確かに味は “ちょびっと” 変わります。
そうだな~、強いて言うなら…両方が混ざった味かな?(笑)
総評:何という面白い食べ物でしょう
1つのカップ麺で3つの味を楽しむという発想は非常にオモシロいと思います。
過去にも他社の製品で、途中でソースを混ぜながら味を変えていくというカップ焼きそばがありましたが、それと比べても要領がカンタンで、食べる人のさじ加減で味に変化をつけられるというのがイイと思います。
あとは、さすがに通常ペヤング2個分なんで、お腹いっぱいになります。
お腹が空いて死にそうな時…以外にはオススメしません。
以前、無謀とも言える味への挑戦を続けるペヤングシリーズに対して、“食のマッドサイエンティストだ!” なんて表現をしたりしましたが、ここまで食に対してのエンターテイメント性を追求してくるとなると、もう “食のイリュージョニスト” と呼ぶほかないでしょう。
そして、たかがカップ焼きそばについて、こんなにもアツく語っているワタシ自身も、どうかしているのです。多分…。
タダのOSよりも高いものナシ
全国1億8千万人のMacユーザーの皆さん、こんばんわ。
今日は、期待の新人OS『マーヴェリックス』さんが、思いのほか残念だった件について、グチグチ書きたいと思います。
ワタクシ愛用のMacBook Proも、だいぶ年期が入ってきまして、そろそろNew Macを新調したい今日この頃なのですが、クルマを持つ生活が始まってそれもママならなくなりました。
それならば、せめてOSくらいはアップデートしたいと日頃から考えているわけです。
元々インストールされていたOSはヴァージョン10.5/通称「レパード」っちゅー、それなりに使いやすいOSでありました。
パソコン購入から数年後(翌年だったかな?)、早々に新しいOSがリリースされ、当時としては破格の3,000円OSとして話題を呼びました。そんなに安いなら新しいOSの方がイイに決まってんべ!と、早速インストールしてみたのが、ヴァージョン10.6/通称「スノーレパード」というOSでした。処理速度が早くなるだの機能が増えるだの、謳い文句に騙されてインストールしてみたものの、レパードとの相違点はそれほど見られずポカーンとしたのを覚えています。それどころかこのOSには致命的な欠陥があり、ポカーンからガッカリへとテンションダウンしてしまいました。
デスクトップ上で、どんなにキレイにアイコンを並べて整理しても、再起動しただけですべて右端へ片付けられてしまうのです!
正確に言うと、デスクトップ上に『ぱ』とか『ド』とか濁音・半濁音のついたファイルやフォルダを生成すると、次回の起動時にデスクトップアイコンが一斉に右にナラエ!してしまうという、ワケの分からないバグなのですが…。
およそ信じ難いこのバグは、長年Macを使って来たワタクシを大いに落胆させるものでした。
“自分が決めたしかるべき場所に、しかるべきフォルダーを置きたい”という気持ちは、Windowsユーザーでも分かってもらえるでしょう?…もらえない?
自分好みのデスクトップを作り上げていける所こそ、Macがファンの心を掴んで止まない理由のはずなのに、そんなユーザーの気持ちを「スノーレパード」の奴は、冷たく突き放しやがるわけです。
『雪豹』だけに。
この非情な仕様を何とか改善できないかと色々と調べてみましたが、結局有効な解決策は見つからず、最終的には「Appleはこのバグについて、Ver.10.6での改善を検討していないらしい」というショッキングな記事を見つけたところで、諦めの境地に至ることになりました。
それから数年間、デスクトップのアイコンをキレイに並べるという長年の習慣を断ち切り、悶々とした日々を過ごしてきました。最近では、Macを起動した時にドドッとアイコンが右に寄っていようが、もう心動かされることも無く、「はい、はい…」と心の中でつぶやきながらアイコンを左に寄せ直すようになってしまいました。
…そう、ボクの心はすっかり凍てついてしまったのです!
『雪豹』のせいで。
そんな心境の中、今年暮れに登場した最新OS、ヴァージョン10.9/通称『マーベリックス』が目に止まりました。
Mac OSが「X(テン)」になって以来シリーズ化されてきた “ネコ科のコードネーム” から脱却したことからも、何となく新時代の到来を予見させるOSであることが伺えます。
でも、どうせお高いんでしょ?…なんて思ってよく見ると、なんと【無料】と書いてあるではありませんか!年々値下がりしていたOS価格も、とうとうプライスレスの時代がやって来た!無情にもデスクトップを片付けられてしまう苦悩の日々から、ついに解放される時が来た!そう思ったワタクシは、それでも慎重にネットでユーザーレビューなどを吟味しながらも、この最新OSに乗り換える決断を下したわけであります。
今思えば、1回目のインストールでエラーが出た時に、踏みとどまるべきだったのかもしれません…。
リトライして約1時間ほど、ひとまずインストールは完了したのですが、再起動したMacを見つめていると、どうしようもない不安がこみ上げてくる画面が映し出されたのです。
…お分かりいただけるでしょうか?
起動画面からデスクトップへ移る直前、画面の中央にあった“ リンゴマーク ”が
ガクッと落ちたのです!
何コレ!? 万有引力の発見!?
呆気に取られるのもつかの間、次に映し出されたデスクトップ画面がコチラです。
まさに新時代の到来を告げるビッグウエーブ!
アイコンが右に寄るどころか、
アイコンがひとつも見当たりません!!
暫し呆然としましたが、コンピューターがフリーズしているわけでもなく、外部モニターへ繋ぐHDMIケーブルを引っこ抜くと、アイコンが表示されました。色々とやってみましたが、どうやら今回は外部モニターとデスクトップの関係性に致命的な欠陥があるようです。
…何だかなぁ…。
「大きな力をデスクトップに」って、ボクに対する当てつけですか?Apple
さん。
辟易しながらも、細かい設定等を調整していると、もうひとつ気になる事が出て来ました。Finder設定で、“フォルダを新規ウインドウではなくタブで開く”のチェックを外しているにも関わらず、フォルダがタブで開いてしまう、というバグです。
古くはMac OX 8の頃から、新規ウインドウ形式に慣れ親しんだ身としては、アイコン強制整列バグよりも、こっちのバグの方がストレスが溜まりそうです。
本当に勘弁して欲しいです。
前バージョンまでは設定の書き方自体が“フォルダを新規ウインドウで開く”というチェックボックスだったのに、何でわざわざ項目を反転させたのでしょうか?
何か余計な変更を加えたことで挙動がおかしくなっている印象を受けますね。
期待を込めて導入した最新OSによって、アイコンが勝手に右に寄るという、長年悩まされて来たバグからは解放されましたが、その他に失うものが多過ぎる…。
1歩進んで3歩さがる…しまいには水前寺清子先生も怒りだしますよ、ホントに…。
いや、6年落ちぐらいの古いパソコンに最新のOSを入れようとしているのが、そもそも無茶な事だってのは自分でも分かってますよ…。そりゃぁね…。
ああ…増々新しいパソコンが欲しくなってきちゃった。
…もしかしてこれはAppleの罠なのかな…?